2006/07/04

涼宮ハルヒの憂鬱とYouTube

小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird): 涼宮ハルヒの憂鬱とYouTube

最近、ネット界隈では「涼宮ハルヒの憂鬱」が大ヒットだ。このアニメについては以前から知ってはいたのだが、一目見て「30過ぎのオヤジが、この絵柄のアニメにハマっちゃいかんな」と思って遠ざけていた。しかし、今回 YouTube で全話見れると聞いて、思わず見始めてしまった(まだ第3話)。

確かに長門さんが読んでいるのが、いきなりハイペリオンだったのにも驚いたが、ここでの話題はアニメの内容ではなくて、あくまで YouTube。今回、製作者側は YouTube に違法コピーがアップロードされているのを見て見ぬフリをしているのではないか、という説がある。つまり YouTube は「普段アニメを全く見ないし、その情報も知らないようなライトユーザーまで巻き込む、強力なプロモーションに事実上なって」いるというわけ。僕の場合も、もちろんこのケース。えぇ、ライトユーザですとも、もちろん。

もともとアニメ業界は、放送時のスポンサー収入よりも、ヒットしたアニメの関連グッズ販売で儲けてきた。そのような背景があるからか、作品の著作権を明かに侵害している類の「二次創作」についても、「ファンの愛情表現の一つ」として、(それがかなり歪んだ愛情表現であったとしても)かなり寛容であり続けてきた歴史がある。YouTube についても、二次創作的なものについてはぜひ製作者側に許容していただきたいし、丸のママのアップロードについても製作者側が「強力なプロモーション」と考えていただけるのであれば、非常に嬉しい。

他人の著作物を不法にダウンロードしておいて、何を都合の良いことばかり言っているのだ、という指摘は、まぁ甘んじて受けましょう...。

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